新しいあいむほーむでの有機生活楽習宿は、内容を検討中です。ここでは、ニュージーランドで行っていた有機生活楽習宿についてご紹介します。皆さんからのご希望もお待ちします。
ニュージーランドの「あいむほーむ」では、「有機生活楽習宿」というプログラムを行なっていました。ウーフと勉強会を組み合わせたプログラムです。2016年にはじめ、それ以前のウーフの人を含めると、参加者は述べ100人近くになります。上の画像をクリックすると、詳しい説明資料が見られます。
ウーフ(WWOOF)は、無償で働いてくれる人に、宿泊と食事を提供するプログラムで、世界中にWWOOF協会があります。日本にもあります。その内容ややり方は、受け入れ側によって様々ですが、私たちの場合は、1週間の期間、3名程度の参加者を募り、1日5時間の野外労働をしていただき、宿泊と3食を提供して、ファーム体験をしてもらうと同時に、「有機生活」に関する勉強会をしていました。
離れのコテージに、それまで会ったことのない3名が、一緒に暮らします。寝る以外の時間は、私たちの住む母家で過ごし、3食を共にします。まず、朝は、朝食前に部屋とトイレの掃除。これは、初日に、掃除の仕方、なぜするか、全てを話した上で、やってもらいます。そして、朝食。午前中3時間、午後2時間の労働で、昼食時、夕食時も、いろんな話をしますが、夕食後、みんなで勉強会(と言ってもみんなで語り合う)をします。勉強会の内容は、「有機生活」(=人間的な生き方)をするために必要な知識や考え方をシェアします。主な内容は、医のこと、食のこと、住のこと、病気のこと、治療のこと、農のこと、経済のこと、政治のこと、国際情勢のこと、世界の支配者層のこと、精神世界・スピリチュアリティのこと、その他かなり広範囲です。なぜかというと、これらは全て、お互いに関連して、切り離して考えても意味がないからです。個々の人生や悩みについて夜遅くまで話し込むこともありました。
この有機生活楽習宿に参加する人たちは、それぞれに考えることがあってニュージーランドに来て、何かの目的があって、有機生活楽習宿に参加しようとした人たちです。だから、それぞれに、1週間の間、得るものがあったと思うのです。新しいあいむほーむでは、これらの経験をもとに、日本国内向けにアレンジした内容で、再生しようと考えています。ぜひ、多くの人に参加してほしいと願っています。