出雲大社の近くのお店で見つけた、藍の小物とスカーフ。

何故か、作ってる人に会いたくなった。店員さんに聞くと安来に工房があるとのこと。あれこれ全部見せてもらったのに買わず、いざ安来へ。ナビは山越えを支持、きっと藍を育ててるんだ、と勝手に想像。

到着したのは、築100年以上の家が立ち並ぶ町屋街。

創業1870年 天野紺屋

ごめんくださあーーーい 

奥から返事はすれど、なかなか出て来られない

壁に貼ってある大きなポスターには、イケメンが 誰この人?

奥から可愛らしい方が出て来られ、お店の歴史、商品類を説明して下さった。

私は素晴らしい商品にも目を奪われつつ、ポスターにも気がいき

この方どなたでしょうか

5代目を務める息子です

そこから自己紹介させてもらい、奥の工房を見せていただき、ポスターじゃなく生の5代目とお話しさせてもらった。聞けば、大学は京都。ポスターのあの厳しい目ではなく、笑顔が素敵で自然体で背も高く紺地のモンペをカッコ良く着こなされてる。この方器が、大きいなあ〜

藍染めだけでなく、デザイン、商品開発、織りもされてる工房は、家族が中心。出かけられてた4代目戻って来られて、お母さんのお庭の前で話し込む。

このご家族との時間は、とても、とても、和んだ。

お店で見つけた彼の作品がここまで繋げてくれた

お賽銭しなくても、内なる神は必要な時必要な場所や人に繋げてくださって、学ばさせていただける。

いつまでも外でお見送りしてくださり、今夜の夕飯のお店紹介、明日是非に行って見て下さいとお勧めスポットも教えてもらった。

車に乗り込んだ後も、温泉効果のように心地よさが充満していた。

こちらで見つけたモンペを、夫の誕生日プレゼントに注文した。2色染めで、ありがとう という文字がデザインされてる。5代目ほど似合ってないけど、私の気持ちをはいとくれ😘