一生で一番高い買い物は、、、家かな
なのに、そこには人が過ごす時間が、日々あまりにも少なく
人を招くことも多くなく
いつまで経っても、ハウスからホームに熟成しない
土地にも家屋にも波動がある
それを変えられるのは命
人間だけでなく、動物植物微生物鉱物
コレらがつながるとどうなるかは、ニュージーランドで5ヘクタールの裸の土地を10年かけて変貌させた体験からだ
家に関わる全ての職人さんや資材からもハウスには、そのエネルギーが入るが
その後は施主の生活如何にで、その家は活性化するか、しないか
ハウスからホームになるかならないか
日本人にとっての家というのは、自分達の生活の場であって、あまり友人でさえも、ましてや他人には公開しないようだ
家に招いても、応接間やお座敷止まり
ニュージーランドでは、最初に家に呼ばれたならば、家主が家中を案内してくれる
ワードローブであろうが、キッチンの引き出しであろうが、夫婦の寝室であろうが、全て見せてくれる
彼らは自分の持ち物を見せびらかしてるわけではなく、家を通して自分達のライフスタイルを紹介してくれるのだ
コレでぐっとその人たちの暮らしや性格が分かり、親近が持てたりする
ニュージーランド人にとっても、家は高い買い物であり、それを手に入れたなら、みんなにも見て欲しい
プライドではなく、喜びのシェア
そして家には、そこに暮らす人間の暮らしがあるからこそ
HouseからHomeになる
だから、それぞれの家にも個性があって、とても面白い
ニュージーランドの有機生活庵「あいむほーむ」は、B&BD
でもあったので、全面的にゲストには、自分達の暮らしの空間を公開してシェアした
ワーキングホリデーの若者も、宿泊料をいただくゲストも同じ扱い
ゲストにはお掃除はしていただかないが、お出しする料理の献立は違えども
そこにある意識は一つ 愛しかない
引っ越したなら、家族友人知り合いご近所を呼んで、housewarming party
この時もポトラック
プレゼントの有無はご自由に
もちろん、内祝いなんてややこしいお返しもなし
家そのものもこの愛の波動が記憶に残るので、どんどん素敵な空間になってくる
日本の空き家も勿体無いが、クウネルだけの立派な家も淋しそうに見えてしまう