
先日、書道のことを相談させていただいた、徳島の書家の方が関わっている、四所神社の書会に参加させてもらいました。一クラス、人数は、10人前後ですが、楽しく、参加させていただきました(とは言え、緊張して手が震えてしまい、なんとか書き終えた感じですが)。みなさん、それぞれ思いついた好きな字を書く。書いたものは、神社の中に展示していただけます。
始まる前に、宮司さんとお話をして、なんでこんな催しを考えたのですかと聞いたら、神道も書道も、同じ「道」というところで通じるものがあると。行く前は、こんな字を書こうかなと考えていましたが、そのお話を聞いて、これだと浮かんだ字が「道」でした。
「道」は、書道や神道だけでなく、華道、柔道、剣道など、いろんな分野で、「道」という字が現れます。これに共通しているのは、踏み外してはいけない、一本の筋だと思うのです。これは、別の言い方をすると、日本人だけが持っている、「心」の真ん中にある想いだと思います。
私は、5年前に、書道に興味を持って始めました。おそらく、ちょうど同じ頃、神道にも興味を持ち、深く入っていった気がします。中国では、同じ「道」が、タオとして注目されましたが、仏教も道教も、今の中国には、ほぼ存在していません。道を外したのかも知れませんね。
神山から、アッキーが一緒に参加してくれ、彼が選んだ文字は、「和」でした。これも、日本の心です。
