私たちの住んでいるところに、有機生活庵「あいむほーむ」という名前をつけています。久保さんたちって何してる人なんですかとか、あいむほーむって、何なんですかと思われている(笑、勝手にそう思っている)のではないかと思って、今日は、そんなことを書いてみようと思います。少し長いです。

ニュージーランドでも、あいむほーむはありましたが、こちらは簡単。B&B(Bed and Breakfast)という民泊をやっていました。ただ、普通のB&Bとは違い、有機生活楽習宿というプログラムをしていました。これは、有機的な暮らしをするための勉強会を若い人たちとウーフ(WWOOF)というエクスチェンジプログラムとして提供していたものです。日本の有機生活庵「あいむほーむ」は、民泊はしていませんし、今のところ有機生活楽習宿もできていませんので、少し違います。ただ、私たちが目指していることは、同じなのです。

私たちは、年齢的なこともあり、今から、何か仕事やプロジェクトをやろうという計画はありません。ただ、今までの私たちの体験を通して学んだことや実感したことを、次の世代の人たちに伝えて、町や村、日本の国が、いい暮らしが持てるようになるといいなと思っています。いい暮らしというのは、人によって違いますし、そもそも暮らしって何なのかも、人によって、全然考え方が異なります。一人一人の「暮らし」が国を支える大事なものだと思っていますので、「暮らし」って何なのかと考えるところから始めてもいいかも知れません。これを抜きにして、政治や自治を考えることは、何の意味も持たないと思います。

まず、私たちの体験で大きなもの。一つは、昭和という激動の、かつ情緒あふれる人間的な(有機的な)時代を生きたということです。素晴らしいアナログの最後の時代と言ってもいいと思います。2番目は、ニュージーランドという世界でも、ユニークな国で、30年間暮らしたことです。これも、有機生活を考える上で、とても大きな体験でした。そして、私たち家族を通して、人生の様々な実体験から学んだ多くのこと。これらのことを総合して、私たちは、幅広い、体験と学びを得ることができました。また、これらの期間を通じて、「食」「健康」「農業」「医療」「世界の支配構造」「精神世界(スピリチュアリティ)」「歴史」「宇宙真理」など幅広い知識を得られたことも大きいと思います。

あいむほーむに来られた方や、私たちの友人とは、いろいろな話をしますが、いつも、私たちの頭には、これらを総合的に捉え、暮らしをよくするためには、何をすることがいいかなどを考え、それに基づいて話をし、私たちの体験をシェアするよう、心がけています。これらを総合的に理解しないと、暮らしを考えられないからです。もちろん、何を話すかは、相手によって違います。

あいむほーむは、そんなことをいろんな方と話し、語り合い、シェアする場と言ってもいいと思いますが、私たちから、セミナーやイベントで多くの人を集めるようなことは、しません。あくまでもここに来られた人と友人となって、語り合うだけです。セミナーやイベントと違い、友人作りは、暮らしだからです。私たちが、より多くの人と友人になれば、それだけ、いい暮らしが広がると思っています。自分が、語りたいこと、知りたいことがあれば、どうぞ、来てください。どんな出会い方をするかは、その人との縁ということになります。

ホームページやフェースブックでも発信は、していますが、ぜひ、直接お会いして語り合いましょう。国や町をよくするのは、社会活動やSNS発信より、一人一人の暮らしを良くし、意識を高めることだと思っています。暮らしに目を向けている人って、意外と少ないんです。