右の本は、フェースブックでどなたが挙げられていた本。見た瞬間、注文をして、すぐに届きました。読みやすい本で、すぐに読めます。私には、とてもしっくり来る内容で、今まさに考えていること。ゴリラの研究でお馴染みの京大総長、山極氏の著書です。
左の本は、今回の私たちのテーマにしている「コモンの再生」。この2つの本は、全く内容の違う本ですが、その中に流れているものに、共通したものがあります。それは、これから、私たち人間が人間らしく生きる上で、人間同士のコミュニケーションが大事だということ。この、コミュニケーションは、インターネットのコミュニケーションでは、ありません。生身の人間同士のコミュニケーションです。スマホとAIの時代に、私たちは、どんどん人間性を失いつつあります。ある意味、ゴリラやオランウータンの方が、人間的かも知れない。そんな時代に、私たちが人間性を取り戻す、一番の方法は、情報から距離をおいた、人間同士の触れ合いを取り戻すこと。つまり、「コモンに生きる」と言うことなのだと思います。
今、最後まで本を読んだ時点で、再び書いています。この本の第6章に、あいむほーむ再生で、私たちがやろうと考えていることが、全部書いてありました。私が、これからの未来に対して持っている懸念も書かれています。今、やろうとしていることの確信が得られたと感じました。私の人生に影響を与えた本の1冊に加えることになりそうです。