売主さんとの合意も得られ、ようやく佐那河内村に土地を購入することができました。前に進めていたところは、ドタキャンがあり、その時は慌てましたが、別のところが見つかり、本日無事契約。前回購入を予定していたところは、佐那河内のメインストリートに近いところでしたが、今回は、低い山の南裏側、嵯峨地区と呼ばれているところで、徳島市に比較的近いところ。一歩前進です。

私(久保星児)の実家は、京都の嵐山。夫婦とも京都市の出身ですが、嵯峨は嵐山の別名みたいなもの。それ以外にも、佐那河内の嵯峨地区には、嵯峨、渡月、八坂神社、東山、など京都にゆかりのある地名があります。これも何かのご縁でしょうか。四国や徳島の歴史を調べていくと、何やら京都との因縁が見え隠れします。これはまた、私もいろいろ勉強した上で、お伝えできる日が来るかも知れません。日本からニュージーランドに移住した後も、ニュージーランドと日本の歴史的な因縁をたくさん知ることになりました。これも不思議なことです。

土地を買う経験をされた方も多いと思います。私たちは、自分が土地を選んで買っていると思っていますが、実は、土地に選ばれて買わされているという考えもできます。人生で出会う人も「縁」ですが、出会う土地や棲家もまた「縁」だという実感は、今までの経験から持たざるを得ません。

仏教の教えに、因果の法則がありますが、「因(=カルマ、自分がやったこと)」と「縁(与えられた環境)」が「果(結果起こる事象)」を産むという考えです。私たちが今までやってきたことと、今回「天」から与えられた「地」と「人」が、一体何を生み出すでしょうか。楽しみですねえ。

Googleマップで検索したい方は、「佐那河内村、日ノ浦」で検索すると、近くにヒットすると思います。

佐那河内村と購入土地