何?当たり前?でも、その当たり前のことが、無視される時代が来るかも知れませんね。

再び、AIの問題です。

もし、とても頭のいい人と、普通の頭の人が会話をしたとします。「バカの壁」とか「バカと無知」なんていう本も、私の本棚には並んでいますが、頭がいいとか、良くないとか、どこで判断するのでしょうか。ともかく、この両者の会話は、すれ違うことになるでしょう。頭がいいという意味の中には、論理的であるとか、客観的であるとか、情報量が多いとか、思考スピードが速いとか、そんな意味が含まれるようにも思います。AIは、人間より頭がいいので、人間より、情報量が多く、より論理的で、より客観的で、思考スピードは超速です。これから、AGIとかASIとか、もっとすごいAIが登場するので、どんどんAIが私たちの生活に入り込んで、人間にいろんなアドバイスをするようになっていくらしいです。人間が、そのAI様のお言葉に従って生きていく日が来るでしょう。

ただ、ここで一つだけ大きな問題があります。AIは、人間じゃない、ということです。アメリカ人は、日本人のために物を考えてくれますか?中国人は、日本人のためを思ってアドバイスしてくれますか?もう分かりますね。

AIは、人間のためのアドバイスをしてくれますか?